2020.03.26
Photos and Sentences by k4wtnb
サーフボードに塗るワックス(滑り止め)は季節に応じて使い分けるのですがどう使い分けたらいいのか・・・
まずは材料ですが、石油・白ろう・パラフィン・ガムベース・植物油・松やに・香料等
ワックス(WAX)メーカーによって成分は異なりますが主成分は上記の材料を使用しているメーカーが多いです。
最近では主成分が石油ということから、環境への影響を配慮し、石油含有量を減らした成分のワックス(WAX)を生産されているメーカーもあります。
海水の温度を目安にして使用します。サーフィン用ワックスの使用温度は、ブランドにより違います。
記載した数値は、あくまでも目安になります。
■COLD(コールド)
水温が冷たい、冬に使用するワックスです。使用温度の目安は14度以下になります。
■COOL(クール)
海水温が、12度から20度の間に使用するワックスです。
■WARM(ウォーム)
17度から25度の海水温が使用目安なワックスです。
■TROPICAL(トロピカル)
海水温が25度以上の海で、必要になるワックスです。
■BASE(ベース)
下地として使用するワックスです。
水温がどのくらいなのかはあまり分かりにくいような気がするので・・・
春・秋はWARM(ウォーム)、夏はTROPICAL(トロピカル)、冬はCOOL(クール)
宮崎はこれで十分だと思います!!
なぜWAXを塗るのか?
PUボードやEPSボードは表面がツルツルしているので滑らないようにするのが、WAXでありTRACTION(トラクション)・デッキパッドです。
昔は前面にWAXを塗っていましたが、現在はWAXをフロントに塗りTRACTIONをテールに貼るのが主流です。TRACTIONの役割についてはまた説明します・・・
どのように塗れば良いのか・・・
WAXがしっかり塗れるようにまずはベースコートから
ベースがしっかり塗れたら、水温に応じたWAXを使用して円を描くように塗り込んでいきます
シュートボードの場合はあまりノーズまでは塗らないですが、ロングボードはノーズまで塗った方がいいです。
小さなダマが満遍なくボードに付けば完成です!!
頻度としては、毎回海に入る前に塗ると良いです。
■剥がすタイミングは?
汚れて来たなと感じた時が剥がすタイミングで天気の良い日の方が剥がしやすいです。
少し日に当てて置いた後、ワックスリムーバーを使いWAXを剥がして行きます
WAXが固まっているとなかなか剥がしにくいですが少し溶けた状態だと剥がしやすいです。
最後に液体リムーバーできれいに拭くときれいになります。
こんなセットもおすすめですね!!
価格:2,090円 |
ii-nami.comはリユースワックスに取り組んでいます
リユースワックスとは→https://www.ii-nami.com/archives/15650
剥がしたWAXをSURFCITY宮崎まで持って来て下さい。
ご協力お願い致します。
Arigato
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