2024.02.17
ワールド・サーフ・リーグ(WSL)2024チャンピオンシップ・ツアー(CT)の第1戦、レクサス・パイプ・プロ Presented by YETIが終了し、ケイトリン・シマーズ(USA)とバロン・マミヤ(HAW)が優勝した。
ウィメンズサイドのファイナリストは昨年、ルーキーながらファイナル5に進んだ天才少女のケイトリン・シマーズ(USA)と2022年に行われたた新生「パイプマスターズ」のチャンピオン、モリー・ピックラム(AUS)の二人。
モリーはベティルー・サクラ・ジョンソン(HAW)とのSFでウィメンズ初のパイプで10ポイントをスコア。ファイナルではバックドアで9.27を出してシングルスコアではケイトリンを上回っていたが、バックアップスコアが足らず、ケイトリンが3度目のCT優勝を決めた。
メンズサイドはイベントを通して誰よりも波が見えていたジョン・ジョンとハレイワロコのバロンが戦い、メンズでは唯一の10ポイントライドでバロンが勝利。
パイプラインで生まれたこの10ポイントは非常に深く、完璧な形でスピットアウト。
ジョン・ジョンはバックドアとパイプラインを抜けて7.33と8.00を出していたが、ニード8.01のまま時間だけが過ぎ、終了間際に乗ったバックドアとパイプラインのバレルも出口を見つけられず、バロンがパイプラインで初の優勝を成し遂げた。
CT開幕戦『Lexus Pipe Pro』結果
1位 バロン・マミヤ(HAW)
2位 ジョン・ジョン・フローレンス(HAW)
3位 コナー・オレアリー(AUS)、イアン・ジャンティ(HAW)
5位 イーサン・ユーイング(AUS)、ジョーディ・スミス(RSA)、イーマイカラニ・デヴォルト(HAW)、レオナルド・フィオラヴァンティ(ITA)
ウィメンズ
1位 ケイトリン・シマーズ(USA)
2位 モリー・ピックラム(AUS)
3位 ブリッサ・ヘネシー(CRI)、ベティルー・サクラ・ジョンソン(HAW)
5位 タティアナ・ウェストン・ウェブ(BRA)、ルアーナ・シルヴァ(BRA)、キャロライン・マークス(USA)、ジョアン・ディファイ(FRA)
WSL公式サイト
http://www.worldsurfleague.com/