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【WSL】CT開幕戦「Lexus Pipe Pro Presented by YETI」でタイラー・ライトとバロン・マミヤが優勝

2025.02.11

2025年2月8日、ハワイ・オアフ島のバンザイ・パイプラインで開催されたWSL（ワールド・サーフ・リーグ）チャンピオンシップツアー（CT）開幕戦「Lexus Pipe Pro Presented by YETI」が幕を閉じました。この大会は、世界トップクラスのサーファーたちが集結し、男女それぞれの部門で激しい戦いが繰り広げられました。

「Lexus Pipe Pro」は、CTシーズンの開幕戦として1月27日に開幕し、数日間のレイデイを経て進行しました。大会期間中、波のサイズや質は日によって変動しましたが、最終日はクリーンな4～6フィートの波が提供され、理想的なコンディションで競技が行われました。

男子ファイナルでは、地元ハワイ出身のバロン・マミヤがイタリアのレオナルド・フィオラヴァンティと同点（17.97ポイント）で並びましたが、バックアップスコアの差で勝利を収めました。これにより、マミヤは昨年に続き2年連続で「Lexus Pipe Pro」を制覇しました

女子部門では、オーストラリア出身のタイラー・ライトが圧倒的なパフォーマンスを見せ、最終的にケイトリン・シマーズ（USA）を破り優勝しました。ライトはこれでツアー通算17勝目となり、CT25シーズンを首位でスタートしました

この大会では、52歳のケリー・スレーターが男子クオーターファイナルまで進出するなど、ベテラン勢も健闘しました。また、大会中には複数のパーフェクト10が記録されるなど、高い技術力が披露されました。

次の第2戦は2024年にオープンしたばかりのケリーのウェーブプールのシステムを利用したサーフアブダビを舞台にした『Surf Abu Dhabi Pro』
2月14日〜16日に開催される。

『Lexus Pipe Pro』結果
1位 バロン・マミヤ(HAW)
2位 レオナルド・フィオラヴァンティ(ITA)
3位 イタロ・フェレイラ(BRA)、イアン・ゴーベイア(BRA)
5位 ミゲル・プーポ(BRA)、ジェイク・マーシャル(USA)、ケリー・スレーター(USA)、ジョージ・ピッター(AUS)

ウィメンズ
1位 タイラー・ライト(AUS)
2位 ケイトリン・シマーズ(USA)
3位 レイキー・ピーターソン(USA)、モリー・ピックラム(AUS)
5位 イザベラ・ニコルス(AUS)、キャロライン・マークス(USA)、ソーヤ・リンドブラッド(USA)、ブリッサ・ヘネシー(CRI)

WSL公式サイト
http://www.worldsurfleague.com/